統合失調症患者のブログを読む

「私は統合失調症です」と、社会に向けて、大きな声で言う患者さんはほとんどいないでしょう。

それは、社会からの偏見も関係しているでしょうが、統合失調症になると、幻覚や妄想、興奮、混乱といった感情に押し流され、自分自身がどうしたいのかわからなくなるからではないでしょうか。

それに、統合失調症の患者であると言ったところで、手を差し伸べてくれる人はいったい何人いることでしょう。

統合失調症の患者さんは社会に絶望している方も多くいると思います。

しかし、いくら統合失調症だといっても、話を聞いてもらいたい、自分のことをわかって欲しいと願うのは、統合失調症ではない方であっても、みな同じではないでしょうか。

そういった自分の気持ちを不特定多数の方に伝える場があります。

それはインターネットや携帯のブログです。

インターネットや携帯のブログでは、今感じていること、妄想や幻覚などの感情も全てさらけ出しても迷惑はかかりません。

むしろ、そのような場で統合失調症であることをさらけ出すことが自分自身と向き合うことの始まりになるのかもしれません。

統合失調症の患者さんのブログでは、さまざまなことが書かれています。

詩のような文章もあれば、悩みを打ち明けることもあります。

また、治療している方であれば、どんな治療をしていて、今日は気持ちが落ちついている、などなど些細なこともブログを通して、統合失調症と向き合っているのがわかります。

「私は統合失調症です」と、ときには大きな声で訴え、誰かに助けを求めたいとき、娯楽であるインターネットの中に、そういった患者さんも多数いるのです。

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