統合失調症の有名人
心の病気と闘う有名人は大勢いらっしゃいます。
ジャズの天才トランペッターであるトム・ハレルも、統合失調症の有名人の1人です。
トム・ハレルは近年大きく注目されているミュージシャンですが、20年以上にわたって、ジャズ・トランペットの世界で活躍し続けました。
グラミー賞など、数々の賞を受賞し、聴く人の心に直接訴えるようなメロディが特徴だと評価されていますが、音楽の世界で最高のレベルに到達したトム・ハレルは、統合失調症と闘った有名人なのです。
イリノイ州で生まれたトム・ハレルは5歳でサンフランシスコ近郊に移りましたが、トランペットを始めたのは8歳からです。
快活な子供時代を過ごしましたが、大学に進学直後に自殺を企てたことが統合失調症の最初の兆候でした。
この病気の代表的な症状は幻聴ですが、20歳の時にもトムは「飛び降りろ」という幻聴が聞こえ、実際に窓ガラスに突っ込んで怪我を負ったのです。
病院ではすぐに妄想型統合失調症と診断され、以来トムは薬物治療の継続によって症状を抑えています。
トランペットを手にしていないと、妄想、幻聴による奇妙な表情や行動を取る、統合失調症の有名人として、彼はかろうじて音楽によって現実世界にとどまっているのです。
妄想型の統合失調症は、妄想と幻聴が顕著に現れ、現実と非現実の区別がつかなくなるのが特徴ですが、トムは「私が音楽を演奏しているのか、音楽が私に演奏させているのか、私には分からない」と発言しています。
トランペットを吹いている間のトムは、心の病気とは全く無関係な様子だそうです。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.ez-prize.com/mt/mt-tb.cgi/16
コメントする