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最新記事【2008年07月02日】

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統合失調症という病気をご存知の方はどれくらいいるのでしょうか。 ストレスの多い現代社会では、人口の約1%の方がこの病気にかかっているといわれています。

しかし、統合失調症という病気の認知度は低く、この病気にかかると、まわりの方からの理解がなかなか得られないのが現状です。


では統合失調症とはどういう病気なのでしょうか。

統合失調症とは、精神分裂病という名前から改名された精神疾患のひとつで、大きな特徴としては、妄想や幻覚、社会性の低下などの症状が挙げられます。

統合失調症になると、今までできていたある行動ができなくなったり、自分自身の感情のコントロールができなくなるといった症状がみられ、さらに統合失調症の症状が重くなると、幻覚や妄想が激しくなり、発狂してしまい、薬物に手を染めてしまった…という方も多数います。


統合失調症の症状は人によりさまざまですが、2つのグループに大きく分けられます。

陽性症状と陰性症状です。

陽性症状としては、思考の障害、知覚の障害、自我意識の障害などの幻覚・妄想・興奮・昏迷などの急性期症状を指し、陰性症状としては、感情の障害、思考の障害、意志・欲望の障害など発症後数年経つうちに目立ってくるものを指します。

ほとんどの方が陽性症状によって、統合失調症を発見され、治療薬の効果がよく見られます。

一方、陰性症状になると、一般の方よりも感情の揺れや言葉・行動が鈍くなり、通常の状態にまで至らなくなり、引きこもりなどになってしまいます。

専門のお医者様でも、統合失調症の治療は困難で、統合失調症にかかった患者さんには障害者手帳の交付があります。
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統合失調症にかかると、その病気の認知度の低さから、相談することができずにいる方は数多くいることでしょう。 また、精神疾患のひとつであることから、まわりの方からの偏見などもあります。

今は、メンタルクリニック・心療内科などの言いかたも変わり、そこに通院する方が増えてきてはいるものの、精神科に通っている、通っていたというだけで、社会から追い出されるという悲しい現実はあります。

また、統合失調症の患者さんだけでなく、一緒に病気の治療に専念する家族の方も、社会からの偏見と戦わなくてはいけません。

情報を知りたくても、なかなかまわりの方に聞くこともできずにいることでしょう。

そういうときに、たいへん役に立つのが、統合失調症の掲示板です。

インターネットの掲示板を使えば、気軽に、誰にでも、統合失調症についての情報交換をすることができますし、悩みなども相談することができます。

統合失調症の掲示板には患者さん自身に向けたものと、その家族に向けたものがあります。

患者さん自身に向けた掲示板では、言いたいことが言える、また、同じ気持ちの方がいる、など統合失調症の病気を分かち合うことができます。

家族に向けた掲示板では、先輩家族からのアドバイスや励まし、患者に対する接しかたなど、内容の濃いものが書き込まれています。

こういった掲示板を知っているだけでも気持ちが楽になりますし、治療に何年かかるかわからない病気と戦う心の支えになるのではないでしょうか。
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統合失調症は、脳の中の神経細胞の数が少なくなることで、脳の中の機能が一部低下してしまうことによって引き起こされると考えられています。 脳の中の神経細胞の数が少なくなると、うまく体が動かせない、うまく表現できないといった統合失調症の症状が出てきます。

また統合失調症の患者さんは、感情をコントロールする前頭葉から情報を伝達する役割をもつドーパミンの量が、平均値よりも多かったり少なかったりしていることが、統合失調症の研究からわかっています。

陽性症状のときのドーパミンは過剰に多くなり、また陰性症状ののときのドーパミンは極端に少なくなるために、興奮を抑えられなくなったり、何もやる気が起きなくなるといった症状が出てきます。


統合失調症に用いられる薬は、数種類あります。

基本的な治療薬は抗精神病薬になりますが、症状によっては抗不安薬や抗うつ薬などが使用されます。

抗精神病薬はドーパミンなどの神経伝達物質に作用することで、脳内のバランスを整えてくれます。

抗精神病薬は、「定型抗精神病薬」、「持効性抗精神病薬」、「非定型抗精神病薬」の3タイプに大きくわかれます。

定型抗精神病薬はもっとも一般的で、持効性抗精神病薬は定型抗精神病薬の効果が持続するように改良されたもので、1回の投与で2から4週間以上効果が続くようになっています。

この薬は主に陽性症状に有効で、陰性症状にはあまり効果がないようです。

非定型抗精神病薬は再発予防の効果が高く、さらに副作用も弱く、陽性症状にも陰性症状にも効果があるものを言います。

いずれの薬を使うにしても、患者本人の意思と、お医者さんとの相談によって処方・対処するのが望ましいです。
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統合失調症の治療には、薬物療法・精神療法・リハビリテーションなどがあります。 どのような患者さんでも(症状が重い軽いに関わらず)、薬物療法・精神療法・リハビリテーションの3つの治療は行うそうです。

薬物療法は、統合失調症になるとまず行われる治療で、幻覚・妄想、興奮・混乱などの急性期陽性症状を改善し、患者さんの社会復帰を目指すとともに、再発を予防します。

精神療法は患者さんの状態をみて、患者さんを理解し、心理的・精神的なサポートを行うことにより、患者さんの心の安定を保つようにします。

患者さんの症状により、精神療法の方法は異なります。

リハビリテーションは自立を促し、社会復帰を目指す最終段階に行われます。

統合失調症は最初に陽性症状だとしても、病状の経過とともに陰性症状が強く出てくる患者さんが多くいます。

そうなってしまうと、患者さんの社会復帰が困難になり、自立した生活を送ることが遠のいてしまいます。

そのような事態を避けるために、リハビリテーションは行われます。

このリハビリテーションは身体的なものだけでなく、精神的なものも含まれます。


統合失調症の治療で、もっとも大切なのは、患者さんとお医者さんとの信頼関係といえます。

この関係が信頼できないものであると、薬物療法・精神療法・リハビリテーションなどの治療を患者さんに行ったところで、統合失調症は改善されないでしょう。

まずは患者さんとお医者さんとの信頼関係を築くことが治療の第一歩となります。
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「私は統合失調症です」と、社会に向けて、大きな声で言う患者さんはほとんどいないでしょう。 それは、社会からの偏見も関係しているでしょうが、統合失調症になると、幻覚や妄想、興奮、混乱といった感情に押し流され、自分自身がどうしたいのかわからなくなるからではないでしょうか。

それに、統合失調症の患者であると言ったところで、手を差し伸べてくれる人はいったい何人いることでしょう。

統合失調症の患者さんは社会に絶望している方も多くいると思います。

しかし、いくら統合失調症だといっても、話を聞いてもらいたい、自分のことをわかって欲しいと願うのは、統合失調症ではない方であっても、みな同じではないでしょうか。

そういった自分の気持ちを不特定多数の方に伝える場があります。

それはインターネットや携帯のブログです。

インターネットや携帯のブログでは、今感じていること、妄想や幻覚などの感情も全てさらけ出しても迷惑はかかりません。

むしろ、そのような場で統合失調症であることをさらけ出すことが自分自身と向き合うことの始まりになるのかもしれません。

統合失調症の患者さんのブログでは、さまざまなことが書かれています。

詩のような文章もあれば、悩みを打ち明けることもあります。

また、治療している方であれば、どんな治療をしていて、今日は気持ちが落ちついている、などなど些細なこともブログを通して、統合失調症と向き合っているのがわかります。

「私は統合失調症です」と、ときには大きな声で訴え、誰かに助けを求めたいとき、娯楽であるインターネットの中に、そういった患者さんも多数いるのです。
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統合失調症はかつては精神分裂病と言われ、その名前から偏見が絶えませんでした。 しかし、統合失調症は精神が分裂する病気ではなく、世界各国でも100人に1人の割合で、この病気に発症するというデータがあります。

統合失調症にかかる人は私たちが思っている以上に多く、またかかる可能性も持っているのです。

特に10代から20代の多感な年頃の人に多く見られ、幻覚、妄想、興奮、混乱といった抑えきれない感情のほかに、社会の中に入ることを避け、しまいには人間を避けるようになります。

統合失調症にかかった人は、自分自身が統合失調症であると認識するのに、時間がかかります。

また、まわりの人もその認知度の低さから統合失調症だと疑う人は少ないでしょう。

こういった時間の経過によって、統合失調症の症状は悪化していきます。

統合失調症にかかったら、早めに治療に踏み切らないと、慢性化してしまったり、統合失調症の再発の恐れがあります。

統合失調症の治療には長い時間が必要です。

治療自体は患者さんの状態や症状により進み方が違いますが、統合失調症の治療がスムーズに進み、良くなり、社会復帰ができるようになった、と治療が成功しても、しばらくすると統合失調症の再発の症状がでてくる人も大勢います。

統合失調症は現代の医学をもってしても、治療が難しい病気です。

さらに、統合失調症の治療には、長い年月がかかることを覚悟しなくてはいけません。

また、統合失調症の治療には、患者さんを支えるまわりの人の協力がなによりも必要なのです。
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統合失調症にかかると、患者さん自身も治療に向けて覚悟が必要になってきますが、患者さんの家族やまわりの方も覚悟が必要です。 統合失調症の患者さんの看護をするのは、なにも病院の方だけではありません。

患者さんの家族や、患者さんのまわりにいる方たちも看護に参加することになります。

では、どういう風に看護をすればよいのでしょうか。

統合失調症は精神疾患のひとつです。

患者さんには多くを求めすぎずに、ゆっくりとじっくりと治療に専念させなくてはいけません。

まず、統合失調症の治療で家族やまわりの方がすることは、薬をきちんと飲ませることです。

薬物療法には、現在の症状を整える働きを持つと同時に、統合失調症の再発を予防するという役割もあります。

症状が落ち着いているからといって、薬を飲むことを途中でやめてしまうと、統合失調症の再発の可能性が高くなってしまいます。

また、患者さんをむやみに叱咤激励しないことも重要です。

患者さんは普通の方よりも心がデリケートなのです。

むやみに叱咤激励をすることで、焦燥感をあおってしまったり、落ち込む原因にもなります。

他にも、患者さんの話を聞いてあげることも大切です。

たとえ、それが妄想や幻覚の話であっても、患者さんにとっては、今はそれが現実なのです。

患者さんの話に耳を傾け、否定ばかりするのではなく、きちんと受け止めてあげることで患者さんを安心させることができます。

そのような対応をした上で、統合失調症の治療を促すことが、家族やまわりの方ができる看護になります。
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聴こえる筈のない物音や人の声が聞こえてしまう現象が「幻聴」ですが、この幻聴は統合失調症の主な症状です。 聞こえてくる音声は単純な物音や人の声だけではなく、複数の人間による会話、音楽や判別不能で「音」としか言いようのないものなど様々です。

死の直後に亡くなった家族や友人、恋人の声が聞こえるなど、正常な人間でも一時的に幻聴を経験することはありますが、幻聴は多くの場合、精神疾患が原因になります。

慢性的に幻聴が聞こえるようになったら、統合失調症の可能性が極めて高いでしょう。

多くの場合本人にとってネガティブな行為になりますが、何かをしようとすると、その行動に対するコメントが聞こえてくる、命令する声、自分の考えが声となって耳に入ってくる、複数の人間が会話をしていて、その内容がしばしば本人の噂話や悪口である・・・など、統合失調症の幻聴のタイプは色々あります。

本人には実際に音声が耳に聞こえるわけですから、それが幻聴であるかどうかを判断するのは難しくありますが、誰もいない空間へ向って叫んだり、独り事を言ったり、誰もいないのに人の話を聞いているような様子で頷いたり相槌を打ったり話しかけるなど、見えない相手と会話しているように見えたら、それは幻聴のサインです。

大変うるさくて不快ですし、聞こえてくる声のせいで睡眠が妨げられたり、仕事に集中できず、物事を愉しむことができないなど、幻聴は本人にとって正常で健康的な生活を送る上での大きな障害となります。

また、症状が進むと幻聴によって自分自身がコントロールできなくなり、また幻聴と実際の音声が区別できずに、第三者とのコミュニケーションにも支障をきたすようになります。

統合失調症の幻聴は早急に治療が必要ですが、よく効くのは薬物療法です。
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統合失調症の原因は諸説あり、未だに何故発症するかが明確に特定されていない状況です。 しかも統合失調症の代表的な症状である幻覚や幻聴は、本人にとって実際に見えたり聴こえているので、異常だと気付けない場合も多くあります。

従って統合失調症の診断は、家族や周囲の人が早期に発見して気付いてあげる必要があります。

統合失調症と診断される恐れがある症状は複数ありますが、統合失調症の診断基準のうち、代表的なものを挙げてみましょう。

1、病気の症状が少なくとも半年以上に渡って存在し続けている。

2、仕事の能力、社会的役割、身の回りの世話などの日常生活で、以前より機能の低下が見られる。

3、器質性精神障害や知的障害による症状であるとは考えられない。

4、躁鬱病を示唆する諸症状は認めることができない。

5、妄想・幻覚・まとまりのない会話・ひどくまとまりのない行動や緊張病性の行動・感情の平板化や無関心などの陰性症状といった症状のうち、2つ以上が1ヶ月以上、あるいはほとんど常に認められる。

6、本人が属する文化的集団にとって、例えば自分の考えが頭から抜き取られると信じているなど、他人からは思いもよらない奇抜な妄想を持つ。

7、自分の行動が絶えずあれこれ批評されたり噂されている幻聴や、2人以上の声が会話している幻聴が顕著に見られる。

こうした項目に該当する場合は、統合失調症と診断されますので、早期の発見、治療が必要になります。

早く治療を開始すれば、それだけ良い経過で社会生活に復活できます。
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統合失調症に罹る原因は未だに確定できず、様々な説が存在しますが、一般的には遺伝的要因が発症に関与していると考えられています。 その根拠は患者のデータからで、約60%が遺伝によるとの報告があります。

統合失調症は遺伝説の他に環境要因も主な原因として有力ですが、いずれにしても説の域を出ず、遺伝形式も不明で、原因遺伝子の同定もなされていません。

統合失調症の原因は、他にドーパミンの過剰分泌が幻覚や妄想などの陽性症状を引き起こしているというドーパミン仮説、脳の発達段階で何らかの障害が生じることによって発症させているという発達障害仮説、グルタミン酸受容体(NMDA受容体)の異常が発症に関与しているというグルタミン酸仮説やウィルス説、前頭葉機能の低下仮説など、様々な仮説があります。

現在も色々な角度から研究が進められおり、例えば妊娠初期にインフルエンザになると、生まれた胎児の発症率は3倍になるというデータもあります。

また、胎生期と思春期に2回、脳へ何らかのダメージを受けると発症するというTwo-hit theoryという仮説もあります。

かつて統合失調症は心因説が原因として唱えられていました。

親から矛盾する2つのメッセージを与えられた子供が、処理できない要求に応えようとして発症する二重拘束説(Double bind theory)がその代表でしたが、そうした心因説が研究により、発症後の症状を悪化させる要因ではあっても、決して原因ではないと判明するまでは、患者さんの家族は不当に苦しめられていました。
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統合失調症の原因は未だにはっきり解明されていません。 原因には諸説ありますが、いずれにしても報告による仮説の域を出ていないのが現状です。

けれど統合失調症には遺伝的要素が関与していることは、特定遺伝子が確定されていないにも関わらず有力な説として言われています。

なぜなら遺伝による発症が60%というデータもあり、統合失調症は、近親者で発病率が高いからです。

例えばドイツのルクセンブルガーの発表によると、統合失調症の患者の子供が統合失調症にかかる危険率は16.4%、兄弟姉妹では10.8%、孫では3%、おい・めいでは1.8%というデータがあり、一般の割合よりもはるかに高い数字が出ています。

ちなみに男女差を見ることはできません。

遺伝の影響ははっきりしていませんが、親族に統合失調症の患者がいる場合には、発病率が高くなるのは間違いないようです。

もし両親か兄弟の誰か1人に患者がいる場合には、あなたの発病率は10%程度でしょう。

あるいは同一の遺伝子の構成を持つ一卵性双生児では、どちらか1人が発病していて、更にもう1人が発病する可能性は50%と言われていますが、必ず発病するわけではなく、一卵性双生児の発病の一致率が約2分の1であることから、単純に統合失調症は遺伝だけの問題ではなく、環境要因など、多くの因子の関与が考えられます。

最近統合失調症に関与していると思われる遺伝子がいくつか確認されたという報告もありますが、遺伝だけが発症の原因ではないことは確かでしょう。
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統合性失調症の原因は未だに解明されていませんが、以前有力であった心因説は、あくまで発症後に症状を悪化させる要因にはなっても、発症の決定的な原因ではないという研究が発表されています。 統合性失調症の症状には、幻覚や幻聴、被害妄想や無気力化、社会生活での不適応などがあり、一般的に健全に日常生活を送ることが困難になりますので、早期の治療が必要になります。

実は精神疾患の中でも統合性失調症の発症率は高く、100人から120人に1人はかかるポピュラーな病気です。

知り合いの中で1人は必ず統合性失調症の患者がいると言われています。

原因がはっきりしないことから、決定的な治療法もなく、今までは悲惨な病気だと思われていましたが、今日では原因が少なくとも脳に関与していることが判明し、治療の可能な脳の病気として認識されるようになりました。

従って、これまで統合性失調症は精神分裂病という病名で呼ばれていましたが、平成14年からは現在の統合性失調症という病名に読み替えることになったのです。

適切な治療を受けないで放置したり、病気が進行してから治療を開始すると、その分治療が困難になったり後遺症に悩まされ、本人だけではなく、家族や周りの人間にも辛い思いをさせてしまいますので、とにかく早期の発見による迅速な対応と専門家による適切な治療が必要です。

現在では統合性失調症に効果的な新薬が使えるようになったのと、薬物療法だけではなく、生活訓練や生活支援の福祉制度の充実化もなされ、早期の治療を受ければ大半の患者が自立した生活を送ることができるようになりました。
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統合失調症の症状の1つが被害妄想です。 統合失調症の症状は多岐に渡り、1人の患者にそれらの症状が全て出るとは限りませんが、症状は陽性症状群と陰性症状群の2つに大きく分けることができます。

統合失調症による被害妄想は陰性症状群に分類されます。

物事を誤って意味付けする、偏った独断的な考えをする、といった被害妄想から、他人に自分の心の中を知られてしまう、考えを抜き取られる、誰かに監視されている、誰かが自分を操ったり命令を下してくる、といった非現実的で奇妙なものから、周囲の人間や知らない人間に嫌がらせをされる、仲間外れにされる、といった周囲の出来事を被害妄想的に解釈して、日常の出来事や関係に特別の意味を持たせて解釈する症状などがあります。

現実には聴こえない声や物音が聞こえてくる幻聴も、統合失調症の代表的な症状ですが、幻聴の際の音声や会話でも、自分のことが噂されている、悪口を言われている、という被害妄想的な内容です。

本人にとっては自分が異常と気付けずに、幻覚を見たり幻聴を聞いていますので、周囲の人間に「悪口を言うな!」などと叫んだり、現実での社会生活と人間関係に支障をきたすことになります。

混乱した思考とまとまりのない会話、行動、落ち着きのなさ、まとまりのない知覚や感情の不安定さも陽性症状群の症状ですが、こうした諸症状はほとんどすべて被害妄想に繋がっています。

一方、陰性症状群には、感情鈍麻、思考内容の貧困化、意欲減退、閉じこもり、注意や集中力の障害などの症状が含まれます。
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うつ病、パニック障害、不安障害といった病気と同様に、総合失調症と診断された患者さんは、多量の薬を使用して治療されることが多くあります。 確かに、例えば統合失調症の代表的な症状である幻聴などに薬物療法は効果的であるからです。

けれど実は、身体の栄養不足が、統合失調症といった病状を悪化させている場合があるのです。

そこで最近は薬物療法に頼らず、統合失調症を栄養療法で治療する方針の病院、クリニックも増加の傾向にあります。

もちろん、完全に薬物の使用を行わないのではなく、栄養療法やコーチング・カウンセリングを併用して精神科・診療内科治療を行い、薬の量を減らしていく、という段階を踏みます。

栄養療法は統合失調症だけではなく、うつ病、パニック障害にも効果的で、血糖調節の異常から発症する低血糖症では、感情の安定が保てずに不安に苛まされるうつ病症状や、幻聴・幻覚の症状が顕著に出る統合失調症、冷や汗、動悸、めまいなどのパニック症状を呈することがしばしば認められるからです。

統合失調症の栄養療法ですが、この治療法が開始されたのは1950年代のことで、カナダのアブラム・ホッファー博士らによって始められました。

統合失調症の栄養療法は分子整合栄養医学という学問に基づいていますが、この分子整合という専門用語が最初に使われたのは、アメリカの化学雑誌「サイエンス」上で、ノーベル賞科学者のライナス・ポーリング博士が投稿した論文の中です。

薬物治療に抵抗のある統合失調症の方には、栄養療法を是非お勧めします。
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心の病気と闘う有名人は大勢いらっしゃいます。 ジャズの天才トランペッターであるトム・ハレルも、統合失調症の有名人の1人です。

トム・ハレルは近年大きく注目されているミュージシャンですが、20年以上にわたって、ジャズ・トランペットの世界で活躍し続けました。

グラミー賞など、数々の賞を受賞し、聴く人の心に直接訴えるようなメロディが特徴だと評価されていますが、音楽の世界で最高のレベルに到達したトム・ハレルは、統合失調症と闘った有名人なのです。

イリノイ州で生まれたトム・ハレルは5歳でサンフランシスコ近郊に移りましたが、トランペットを始めたのは8歳からです。

快活な子供時代を過ごしましたが、大学に進学直後に自殺を企てたことが統合失調症の最初の兆候でした。

この病気の代表的な症状は幻聴ですが、20歳の時にもトムは「飛び降りろ」という幻聴が聞こえ、実際に窓ガラスに突っ込んで怪我を負ったのです。

病院ではすぐに妄想型統合失調症と診断され、以来トムは薬物治療の継続によって症状を抑えています。

トランペットを手にしていないと、妄想、幻聴による奇妙な表情や行動を取る、統合失調症の有名人として、彼はかろうじて音楽によって現実世界にとどまっているのです。

妄想型の統合失調症は、妄想と幻聴が顕著に現れ、現実と非現実の区別がつかなくなるのが特徴ですが、トムは「私が音楽を演奏しているのか、音楽が私に演奏させているのか、私には分からない」と発言しています。

トランペットを吹いている間のトムは、心の病気とは全く無関係な様子だそうです。

統合失調症かも…その時が発見のチャンス!統合失調の症状を中心に紹介

統合失調症の症状、ちゃんと知ってますか?統合失調症の症状以外にも原因や薬などの治療、など統合失調症は知ってしまえばきちんと対処できる病気です!苦しむ人、苦しむ周囲の人をサポート


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